ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (117)

  • 妻が新興宗教の勧誘を失礼のないように断りました。 - Everything you've ever Dreamed

    己の良心に従って新興宗教のセールスを断ったら心が死んだ。自分で思った以上に深刻なダメージで、完全回復できていない。先日、大きな台風がやってくる直前の午前中、某新興宗教のセールスが我が家へやってきて、僕が対応した。女性の二人組だ。おばはんと若い女性。もしかしたら親子だったかもしれない。彼女たちは簡単な自己紹介をすると、タンクトップから腋毛をのぞかせているふざけた恰好の僕を相手に、真顔のまま、チラシを見せて、あれこれセールストークをはじめたが、お二人の幸薄いオーラがすべてを無にしていた。そんな負の空気をまとっているグループにどんな物好きがすすんで入ろうというのか。ひととおり話を聞いた後で、申し訳ないけど、つってお断りをした。友好的なムードであった。誰かハマる人がいるといいねって笑いながらリビングに戻ってくると、は「キミは何をしているのですか。バッサリと話を斬ってしまいなさい。私はいつもそうし

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  • Hagex事件の判決を受けて - Everything you've ever Dreamed

    令和元年11月20日、僕の数少ないネット友人であるブロガーHagex(ハゲックス君)が巻き込まれてしまった事件の判決が出た。判決や公判の内容や量刑については、報道されているとおりで、「もっと重い罪を」と考えるのは被害者と距離の近いところにいた人間の感情が出てしまってフェアではなくなっているので、あえて何もいわない。アンフェアな犯罪についてもフェアに厳正に対応するべきだ。それでも、判決が出たのは、ひとつの区切りなのは間違いないので、今、自分なりに考えていることを気持ちを整理させるためにも、まとめておきたい。 言われているように前例のない事件だ。ネット上のトラブルを発端に死傷者が出る事件はこれまでもあったが、どれも加害者と被害者との間に、ある程度の直接的な関係性が認められるものだったからだ。この事件は加害者と被害者との間に直接的なやりとりはほとんどなく(加害者からはそうではないらしいが)、サー

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  • 20年間引きこもっていた友人にロスジェネの呪いを見た。 - Everything you've ever Dreamed

    実家近くの床屋で友人Fと会った。Fは今年で45才、新卒で入った会社、確か教材を取り扱っている出版社だったと思うが、そこでの激務で心身を壊し、入社初年度で退職、以来20年ほど実家に引きこもっていた。その20年間、彼が何をしていたのか僕はほとんど知らない。そんなFと久々に再会したのは昨年の夏で、社会復帰に向けてチャレンジしようとしている彼を僕は応援していた。一方的な想い込みかもしれないが、彼とは特別な関係だと思っている。小中高と同じ学校に通っていたが同じクラスになったことは一度もない。高校3年の秋の幾日かの放課後、音楽室にあったピアノで連弾をして遊んだだけだが、その、「くるみ割り人形」を弾いた時間は、受験ムードに息苦しさを覚えていた僕の気持ちを軽くしてくれた特別なものだ。 僕の記憶によれば、Fは昨年末にアルバイトを始めていたのだが、状況は変わっていた。「4月から正社員として働いている」床屋の順

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  • 一週間経った。 - Everything you've ever Dreamed

    Hagex氏の事件から一週間経った。直前までやり取りをしていた人間があのような凄惨な事件の被害者になるのは人生で初めてなので激しく動揺したが、ようやく落ち着いてきたところだ。事件の翌日にはご家族から連絡をいただき、お悔みの言葉を直接伝えることができ、葬儀には参列出来なかったが弔電を打つことも出来た。ご家族の話によれば、スマホとPCが警察にあるため、氏のHagexという活動における連絡先がわからず、最近コンタクトを取っていた人物だけは名前をもとに連絡を差し上げているとのこと。「敵が多い」「ネット上で嫌われている」のを自覚していた氏は、リスクを考慮して、家族の情報をネット上には一切出していない。リアルとネットを切り離していた。そういう事情により氏もご家族にネットにおける活動を話しておらず、そのためにご家族も氏の詳細な活動は知らないそうである(そもそもご家族はネットで活動していない)。家族を守る

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  • hagexさんの痛ましい事件について - Everything you've ever Dreamed

    刺殺された岡さん、「Hagex」の名でブログ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース hagexさんがネット上のトラブルで殺されてしまった。「ネット炎上を題材にしたセミナー直後、ネット上のトラブルで殺害される」彼が大好物だったはずの話で彼自身が登場人物になってしまったのがあまりにもつらい。一報を聞いてから12時間以上が経ったがショックは抜けない。因果関係はわからないけれど、朝から右の耳が聞こえにくくなっている。無理もない。彼とはここ数か月、月一で酒を飲み、くだらない話をする仲だったのだから。報道によって事件の概要が判明するにつれ、彼について少々誤解されているような気がしたのと、僕宛に取材の申し込みが何件か来ていたので(体調が悪くて断った)、「彼がどういう人間でどういうネット活動をしていたのか」「事件の背景と思われるもの」について僕なりの見解を残しておきたい。 彼から「ビールでも飲み

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  • hagex氏のこと - Everything you've ever Dreamed

    <殺人>「闇ウェブ」専門家刺され死亡 福岡繁華街、男出頭(毎日新聞) - Yahoo!ニュース ※事件の推移に合わせて加筆修正しました。 昨夜遅くにこの事件の被害者が有名ブロガー・ネットウォッチャーhagexという情報が流れてきた(セミナー参加者のブログ記事も読んだ)。 Hagex氏と飲んでます。 - Everything you've ever Dreamed Hagex氏と株式会社はてなへ殴り込みにきました。 - Everything you've ever Dreamed 僕はここ最近月に一度程度の頻度で氏と会っていた。顔見知りの僕が知っている氏の情報と報道されている情報とを照合したところ被害者はhagex氏だと思われる。残念だ。 ネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」 : ATNDこのイベントの講師をしていたhagex氏と被害者

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  • 親父が死んだ。 - Everything you've ever Dreamed

    5月30日の午後、父が死んだ。二十数年前の5月30日だ。当時僕はハイティーンの学生で、前触れも、理由もなく命を絶ってしまった父をどう受け止めればいいかわからず、ただ混乱していた。119。通夜。告別式。火葬。工場のラインのように順序良く一連の葬儀は通過したはずだが、ほとんど記憶がないあたりに混乱ぶりがうかがえる。気持ちが落ち着いて家族と話をしたのは、父が骨になってからだ。遠くで電車の通りすぎていくカタンカタンという音をバックミュージックに、母と弟と僕の3人で、感傷に流されずにこれからについて話をした、時折、古時計の鐘と、犬のタローの間抜けなアクビが挿入される、あの、静かな時間は今も僕の宝物で在り続けている。父と僕はよく似ていた。見事なまでに中年太りした父と外見が似ているといわれるのは心外だったけれども、葬儀に来た親戚や父の友人から父と似ていると言われるのは、それとは別の意味で嫌だった。僕には

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  • それでも家を貸しました。 - Everything you've ever Dreamed

    かつてパーッ!と使ってしまった100万円が、今、財布に残っていたら。そんな後ろ向きな考えをするようになったのは僕の失業が7か月目に突入したからだ。後先考えずにあんな大金をつかってしまうなんて、狂っていたのかもしれない。夏になると庭いじりをする祖父の姿を思い出す。元旦に生まれた祖父は震災の約一週間前ヒナ祭りの日に百歳で死んだ。亡くなる前年の夏まで足腰はしっかりしており、ロッテ・オリオンズの野球帽をかぶってシャカシャカ街を歩き回る姿は、僕に、永遠に生き続ける鬼や、すでに死んでいるゾンビを連想させた。ゾンビマンは庭いじり中に大きな石を持ち上げようとして、バランスを崩し、倒れ、急速に衰えはじめる。あっという間に通院からの入院コンボを決めてしまう。衰えていく祖父は、死に直面して達観した人間のような静謐さとは正反対で、喧嘩別れした親戚や、金を貸したままになっている飲み友達をやり玉に挙げてボコボコ。やり

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  • 仕事はじめました。 - Everything you've ever Dreamed

    仕事が見つからないので仕事をはじめた。現在従事している駐車場バイトは、時給930円、8台という収容台数の少なさ、天候に左右されてしまう等々、男子一生の仕事にするには不安要素が多すぎた。金を出しているので起業になる。実をいうとちょっと前からはじめていた。昼スナックの氷川きよしズンドコで意気投合した70オーバーのオバハン3人組と、シニア向けファッションを売りはじめたのだ。婦人向けに限定したのは、女性の方が長生きでリピートが見込めるという極めて現実的な理由からだ。3人とも伴侶に先立たれていることが影響しているかもしれない。《未亡人》は大きな共通点であるはずだが思い出したように、主人はクサかった、ケチだった、キタなかった、と言うくらいのもので、その汚物扱いは僕をひどく悲しくさせた。業績は2回ほど貸しスペースで販売して即日完売し次はネットで…と画策しているのでおおむね好調といっていい。オバハンたちが

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  • 20年間引きこもりしている友人に会って思わず絶句した。 - Everything you've ever Dreamed

    場違いすぎて自分がエイリアンに思えてくるような若い女性と子供のペアばかりの平日昼間のスーパーマーケットで懐かしい顔を見かけた。20年間実家に引きこもり続けているF。Fは僕と同じ歳なので現在43~4才。僕とFは小中高と同じ学校に通っていたけれど、同じ部活に所属したことはなく、数回にわたるロシアンルーレットじみたクラス替えを経ても《奇跡的に》一度も同じクラスになったことがない。誰にでもあると思うけれども、親友とは少し違う、一定の距離を置いて付き合っているような、ある種の緊張感漂う友人関係だった。唯一の共通項は子供の頃からピアノを弾いていたこと。一度だけ、どういう経緯でそんなことになったのか覚えていないのだが、高三の秋の放課後に音楽室に置いてあった埃の被ったピアノで、たまたま楽譜のあった「くるみ割り人形」を連弾したのは覚えていて、それはメタリカやガンズ&ローゼスで灰色に彩られた僕の高校生活のなか

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  • 辞めた会社の社長から復帰を打診されているのだが、その言葉が刺さりすぎてヤバい。 - Everything you've ever Dreamed

    昨年末めでたく怨恨退職した会社のボスが僕を呼び戻したいと言っているのを人づてに聞いた。ボスとは色々あったけれども実にありがたいことだ。昨今、北朝鮮ミサイル発射、佐々木希さんご結婚等々、世知辛い出来事ばかりで、世の中にはこのような暖かみのある出来事が不足しているのではないか。だからこそこのたびボスからいただいた、心に刺さる言葉の数々を皆さんとシェアしたいと思う。なお、当方絶賛失業中につき、新聞に掲載されているサラリーマン川柳を読むくらいしかやることがない都合上、ところどころフリースタイルで吟じてしまっているがスルーしていただけたら甚だ幸いである。 ・「当は 他の人間 戻したい かなわないから いたしかたなく」→(解説)「第一候補は他にいるけどとりあえず人がいないから奴で仕方ないだろう」などとボスは謙虚なことを仰っているらしい。一般的な人間が外れドラフト一位と言われて喜んで戻ると思っているの

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  • めでたく空前絶後の試用期間内退職となりました。 - Everything you've ever Dreamed

    営業部門のリーダーというニンジンを目の前にぶら下げられ、研修という名目で社員堂の時給935円の洗浄パートとして働くこと苦節4週間。先輩おばはんパート、ミーシャの執拗な嫌がらせに耐えられたのは「桜が咲いたらバイバイキーン!」という明るい未来があったからだ。ミーシャはとんでもない悪党で、己の居場所を守るがために、僕が関わった期間だけでアニータ、沼ッチ、杉ちゃん、計3人のシニアを排除していた。1000に迫らんとする社員堂の洗浄ブースはまるで戦場のような慌ただしさで、時間内でさばくには信頼関係とコンビネーションが不可欠。にもかかわらずミーシャは故意に器洗浄機へ大量の器をランダムに流し込み、受け手を破たんさせ、退職へ追い込むのである。ニンジンが待っている僕は負けるわけにはいかなかった。気合で、ミーシャがランダムに流し続ける器をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、種類ごとに分別して収納し続けた

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  • 営業部長から皿洗いパートになった僕が現場のおばちゃんから教わったプロ意識が凄すぎる。 - Everything you've ever Dreamed

    今、僕は社員堂で時給935円のパートとして働いている。《営業部門の責任者》というニンジンを目の前にぶら下げられ、研修という名目で、慢性的に人手不足の地獄現場に送り込まれたのである。営業としてのプライドはないのか。生粋の社畜め。43歳がっ。そのような批判・指摘を仰る方々は口を慎んでいただきたい。的外れだ。というのも今ここの現場でしか学べない、ライブ感のあるプロ意識に触れる機会は、何物にも替え難い財産であるし、そもそも社員ではないパートタイマーの僕は社畜になりえないのだ。せいぜいパ畜。そんなパーチクの僕が任されている仕事は洗浄コーナー。コンベヤ式の器洗浄機で1000人分の器を洗浄し、器消毒保管庫に収納するという極めてクリエイティブな仕事。そこを取り仕切るおばはん、通称『ミーシャ』から僕はおぞましいまでのプロ意識を叩き込まれている。ところでプロとは何だろうか?その定義はいろいろあるけれど

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  • 43歳無職からの脱出が想像以上に過酷ですでに心が死にかけてる。 - Everything you've ever Dreamed

    深夜1時、安酒を飲みながら自宅マンションの万年床の上でこの文章を書いている。この文章がアップされる平成29年3月1日午前8時、僕の43歳の肉体は、もう、ここには存在しない。何もかもがイヤになってしまった。さようなら。お別れだ。実は、内定をもらっている会社から、ゴールデンウイーク明けといわず3月からあなたの能力を貸してもらいたい、というありがたい言葉をいただいた。めでたく無職返上と相成ったわけである。ところが全然めでたくなかったのだ。一応、営業の責任者としてヘッド・ハンティングされたはずなのだが、なぜだろう、おかしいなあ、某一流企業の社員堂でパートスタッフとして働くことになったのである。「主に下膳コーナーで大量のべ残し、押し寄せる器類、利用者からの無慈悲なクレーム、それらに対して貴兄の辣腕を振るっていただきたい」と電話の先の声が深刻な雰囲気で言うので、少々オツムの働きが悪い人なのだろう

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  • 就職が決まりました。 - Everything you've ever Dreamed

    再就職に向けて面接を受けてきた。かつて血で血を洗うような争いを繰り広げた同業他社から声を掛けられたのだ。品業界の底辺を跋扈していた同じ穴のムジナ。内情は想像がつく。隣りの芝生は青いというが、絶対に青いはずがない。だが、長年の社畜生活で芝生の色を青くするのも鮮血で染めるのも自分次第であることを僕は知っている。新ボスは僕のことを大変評価してくれていて、営業部門の中間管理職、課長待遇で迎えてくれるといってくれた。「前職でも営業課長だったよね」「部長でした…」このやりとりの後に訪れた沈黙より重苦しい沈黙を僕は知らない。完全実力主義、学歴は関係ない、グローバルに展開と暑苦しいアピールをする新ボスは、おそらくいい人なのだろう。ただし、そこそこ学歴もあって既得権益、年功序列、終身雇用を是とする僕とは住む世界が違いすぎた。だが、何よりも無職生活から抜け出したかった。僕くらいの中年になると「停滞!」をアッ

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  • 会社員時代の所業が呪いとなって無職の僕に襲いかかってきている。 - Everything you've ever Dreamed

    ご無沙汰しております。現在、僕は箱職人の義父のもとで、お茶煎れ、菓子の買い出し、ペンキ塗り、犬の散歩、詰将棋、恋ダンスの練習、ファミコン版魔界村の攻略、平日スノーボード…といった箱の技術承継と関係のないことに追われる忙しくも充実した日々を無為に過ごしている。義父が箱つくりのイロハを教えようとしないのは「職が見つからないから職人に…」という浅はかな僕の考えを見透かしているからだと思う。職人の意地というやつだ。今、僕は無職。サラリーマン時代、僕は「無職は無意味、無価値」と口癖のように言っていた。その言葉は自分自身への呪いの言葉となってはねかえってきている。時計の針を戻せるのなら、あの頃に戻って「未来の自分に呪いをかけないで」と伝えたい。自分が無職になった今だから言える。言い訳や自己保身ではない。僕は間違っていた。無職は決して無意味や無意味なんかじゃない。いわば準備段階。さなぎ状態。僕のように比

  • 無職は恥だが役に立つ - Everything you've ever Dreamed

    毎年恒例のクエスチョン。なぜ、一年に一度しか会わない、顔も覚えていない、可愛げもない親戚の子供にお年玉をあげなければならないのだろう?母はギブ&テイク、つまり子供時代に貰っていたのだからあげなければいけないと言う。で、子供がいない僕の葬儀を行なってもらうため、つまり未来への投資だから観念するしかないと忠告してくる。貰ったから返せ。死んだら埋めろ。何だか寒々しく、凍死してしまいそうだ。反論させていただくがギブ&テイクは欺瞞である。なぜなら、子供時代のお年玉は言いかえれば大人同士のこづかいのやり取りである。子供のいない僕は終生お年玉をあげる側、ギブ&ギブ、与え続けるしかないのだ。また、僕は自分の死後のことに一切興味がない。僕の死後、地球が割れようが人類が滅びようがどうでもいい。庭いじりの最中に花壇の前で孤独死後はそのまま放置していただき、風葬してもらえればそれで構わないのである。もちろん

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  • 退職カードを切って会社に戦いを挑んでみた。 - Everything you've ever Dreamed

    今夏、部長に昇進し、課長時代よりも大きな責任を負って仕事をしているわけだが、《会社の経営が良くなるまでしばらく昇給は見合わせ》という非人間的な扱いを受けている。しかも、規程どおり課長手当はカットされてしまったので、結果的に課長時代よりも手取りは減ってしまった。アホか。バカバカしくなったので会社に直談判することにした。課長手当を、取り戻す。これは金のためではない。プライドの問題だ。僕の課長手当は年18,000円。月に換算すると1,500円、1日当たり75円。きっつー。決して金のためではないことがよくわかると思う。意ではないが「退職」のカードを切ることにした。「社長、今のままでは私は辞めざるをえません」「理由は?」ハードな仕事と貰っている金が見合わない、1日75円削られたらやり繰り出来ない等々あれこれ理由を話した。正義は自分にあると信じて。するとボスは動じることなく、デスクの上で腕を組み直し

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  • 学歴コンプレックスは最高にみっともない。 - Everything you've ever Dreamed

    僕の知人で絶望的にモテない男がいる。彼は、外見、収入、学歴にモテない原因を見出そうとしている。青年であれ、オッサンであれ、モテない人のほとんどは、悲観的で、ジメジメして、いかにもモテない言動をしており、悲しいかな、それがモテない原因になっていることに気付いていない。外見が劣悪だから…Fランなので…つって質を見つめようとしないからますますモテない。非モテスパイラル地獄。私見だが数多のコンプレックスのなかでも学歴コンプレックスがいちばんみっともないと思う。見苦しい。きっつー。たとえば日の大学に入るのに特別な才能、天才は必要ない。相応の努力を積み重ねれな相応の大学に入れる。言いかえれば、学歴コンプレックスは自分の努力不足を棚にあげていることだ。だいたい、学歴コンプレックスを抱えている人は、何と戦っているのか僕にはわからない。時間を司るクロノス神とでも戦っているつもりなのか。どう足掻いたところ

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  • 無駄にポジティブな人と一緒にいるのは地獄だ。 - Everything you've ever Dreamed

    かつて、ボンクラの分際で「俺って必要悪ですよね?」と言ってのけた若者が職場にいた。ポジティブであることは大切なことだ。だが、彼のように何事にも無駄にポジティブな人は付き合っている人間にとってはただただ迷惑な地獄の使者だ。先日、20代同僚が電話でアポを取ったり、約束の時間5分前に登場しただけで「俺、スゴクないですか?」と自画自賛。きっつー。僕が皮肉の意味合いを込めて「なかなか自分のことをスゴイとか言えないよ(バカみたいだから)」と言っても「ですよね!なかなかできませんよね」と極めてポジティブなリアクションが返ってくる無敵ング。なぜ大したことでないのにポジティブな対応が出来るのか?僕は「私という存在には価値がある。価値がある私の行動には意味がある」という信仰に原因があると思う。自己啓発的なやセミナーが安直に「あなたには価値がある」みたいなことを言うからである。《あなたには絶大な価値があるよ》

    無駄にポジティブな人と一緒にいるのは地獄だ。 - Everything you've ever Dreamed