12月19日、大気汚染をもたらす有害な微小粒子状物質(PM2.5)が原因で今年、中国4都市で約8600人が死亡したことが明らかに。写真はスモッグでかすむ北京市内の道路。7月撮影(2012年 ロイター) [北京 19日 ロイター] 北京大学と環境保護団体グリーンピースの調査によると、大気汚染をもたらす有害な微小粒子状物質(PM2.5)が原因で今年、中国4都市で約8600人が死亡した。19日付の国営英字紙チャイナ・デーリーが伝えた。 PM2.5による経済的損失は、北京、上海、広州、西安の4都市で10億ドル(約842億円)に上るとし、研究結果は世界保健機関(WHO)の指針まで水準を下げるよう求めている。そうすれば、8割以上の死亡を防ぐことができるとしている。