なかなか見られない製造工程をご紹介 お花見などのレジャーから工事現場まで、あらゆる場面で活用されているブルーシート。 そんなブルーシートの、普段は見ることのできない製造工程をご紹介します。 スタート 原料 原料はポリエチレンの小さな粉。ブルーシートも最初はこんな粒から始まります。 原料の粒を溶かし、薄く筒状に伸ばしてフィルムを作ります。 糸(フラットヤーン)をつくる
台風15号による被害は、千葉県を中心にまだまだ治まりそうにない。電気、水道はようやく復旧の見通しが立ってきたが、破壊された家屋にまでは業者の手が回らない。吹き飛ばされた屋根には、いわゆる“ブルーシート”が張られているが、これもまた、国からの支給品では薄すぎて雨漏りがするといった問題が生じている。 ブルーシートに薄い、厚いがあったなんて……。いまや全国各地、地震や台風、ゲリラ豪雨による災害が頻発する日本で、なくてはならない存在となったブルーシート。ところで、これっていつからあるの? そもそも素材は? 難問は尽きない。 *** そこでブルーシートの国内トップ企業、岡山県倉敷市に本社を構える萩原(はぎはら)工業に話を聞いた。 ――ブルーシートって何を原料に出来ているんですか? 萩原工業:ポリエチレンの合成樹脂です。分かりやすく言いますと、それを切って、伸ばして、巻いて、織るとシートになるわけです
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