北海道警札幌方面本部・中央署は19日までに、大麻取締法違反(所持)の現行犯で、札幌市中央区の無職、手塚宏容疑者(27)を逮捕した。「自分で吸うために栽培していた」と容疑を認めている。札幌市中心部の超高層マンションから煙があがり、119番通報で駆けつけた中央署の署員が、住民の安否確認中、手塚容疑者の「大麻製造工場」を発見した。 「部屋に誰かいませんか〜!?」「火事ですよ!!」「大丈夫ですか〜!?」 34階建ての超高層マンションから出火かとの通報でかけつけた警察官。騒然とするマンション内で、応答のない部屋の玄関ドアを開けてみると、そこはなんと「大麻製造工場」だった。 中央署によると、18日未明、手塚容疑者の部屋がある札幌市中央区内の超高層マンションで火災が発生との通報があった。実際に火災はなく、通報者も不明。通報があった時間帯に、階下の住人がベランダでバーベキューをしており、この煙を目撃した人