派手な演出のキーノート、ビッグネームがそろうセミナー、そして広大な展示会場……大規模なイベントは多くの人がそれに注目をしている。しかし、このOracle OpenWorldではひときわ地味なセッションが用意されている。それが「アンカンファレンス」だ。 Oracle OpenWorldのアンカンファレンスは今回で3度目の開催で、セッションやワークショップを開催したいという人がテーマを決め、メインのカンファレンスでは語られないようなテーマを、自分たちで作るというものだ。その内容は多岐にわたっており、実用的なものからタイトルだけでは何か分からないものまである。さらに、当日まで何をやるか分からない(当日、アンカンファレンスを実施したいという人向けの)部屋も用意されており、会場入り口には小さな付せん紙で作られたスケジュール表が用意されている。 2009年のアンカンファレンスでは3つの部屋が割り当てら