ブリュッセルのEU本部にも近いフリッツの屋台「メゾン・アントワーヌ」。長引くEU首脳会議の合間に、メルケル独首相が訪れたことでも有名な人気店だ。ベルギーにはこうした屋台が5000店もあるという(16日)=横堀裕也撮影 【ブリュッセル=横堀裕也】フライドポテト「発祥の地」はどこか――。本家を自任し、「フライドポテトを巡る食文化」の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録への準備を進めるベルギーに対し、隣国のフランスメディアが最近、挑戦状をたたきつけた。 「フライドポテトはベルギー生まれではない。ノン」。1日付の仏主要紙フィガロ(電子版)の見出しは、ベルギー国内で驚きを持って受け止められた。記事は美食研究家がインタビューに答え、「フライドポテトは19世紀初頭にパリで登場し、中産階級を中心に広まった」と指摘した。 これに対し、ベルギーの主要紙ル・ソワール(電子版)は同国にある「フライ
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