□子供の声1 最近、ネット内で「赤ん坊の泣き声論争」がちょっとした話題になった。乗り物の中などでの赤ん坊の泣き声について「うるさい。迷惑」派と「温かく見守る」派の対立ということらしい。 ちなみに私も、子供の泣き声というのはこの世で一番苦手な音のひとつだ。ただ、それは人間として至極当然の反応だと思うのだ。 そもそも赤ん坊のように言葉でのコミュニケイション能力を持たないものは、自分が「不快な状況」(お腹がすいた…とか、排泄の必要がある…とか、眠い…とか)にあることを「音声信号」だけで第三者に伝えなければならない。 そのため、通常の「あー」という発声にできる限りの変調(歪み:ディストーション)をかけて「ぎあ~」とか「うぎゃあ~」というノイズ(騒音)を作り出し、しかもそれをリミッターをかけない最大出力で放射する。 目的は、自分の現状が「不快」であることを明確に伝えることにあるのだから、「ぴよぴよ」