一部抜粋 携帯電話向け釣りゲームを巡って、ゲームサイト運営のグリーが同業のディー・エヌ・エー(DeNA)を訴えた裁判で、知的財産高裁は8日、著作権侵害を認めた一審判決を取り消し、グリーの請求を棄却する逆転判決を言い渡した。知財高裁は両社ゲームの共通部分について「ありふれた表現にすぎない」と判断した。グリー側は同日、上告した。 問題となったのは、DeNAが2009年にモバゲーで配信を始めた「釣りゲータウン2」。グリーが07年配信の同社の「釣り★スタ」に似ているとしてDeNAなど2社に配信差し止めと損害賠償を求めて提訴していた。 (略) 2007年5月 グリー、「釣り★スタ」配信開始 09年2月 DeNA、「釣りゲータウン2」配信開始 9月 グリー、DeNAなどを相手に「釣りゲータウン2」の著作権侵害訴訟を東京地裁に提起 11年11月 グリー、DeNAに対し取引妨害を理由に東京地