先日新潟大学の鈴木先生と話していて、マスコミの取材は本当に難しいなという話になった。日経コンピュータ2010/12/22号の記事を見ての反応だ。鈴木先生は「わたしはバリバリの番号推進論者になってたw」だし、私は「生体認証推進派かつ番号反対派 ww」になってしまっている。 私のことをよく知っている人は、「え、崎村って生体認証推進派だっけ?」と驚かれたと思うが、もちろん私は筋金入りのオンライン生体認証反対派である。なにも昨今の話ではない。1997年から反対表明している。どこでねじれちゃったのかなと思うと、銀行口座を作ったりするときの身元確認の時に、写真などの生体情報がついた証明書でないと身元確認したことにならないという話をしたのか、あるいは、「存在確認DB」である住民票と生身の人間を結びつけるには、写真や署名などの生体情報と存在確認DBのキーを結びつける「クレデンシャル」の存在が必要だといった