ソウル(CNN) 韓国のテレビ局MBCは26日までに、東京オリンピック(五輪)の開会式の中継で、参加国を紹介する際に不適切な画像やテロップが使われたとして謝罪した。 テレビ向けに作られたショーは、一部の視聴者にとって、なじみのない国々や選手についてより深く知るための入り口だ。しかし、そうした知識の差を埋めようとして、MBCはいくつかの国を表現するのに侮辱的な固定概念を使用してしまった。 ハイチの選手団が競技場に入って来た際に画面上に出されたテロップには、「大統領の暗殺によって政局は霧の中」と書かれていた。 シリアの入場時には「豊富な地下資源。内戦が10年にわたって続いている」と出た。 マーシャル諸島を紹介するテロップには「米国のかつての核実験場」と書かれていたほか、ウクライナの選手が入場する際にはチェルノブイリ原発事故の画像が使われた。 イタリアの入場時にはピザの画像が使われたほか、ノルウ