トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事 【国際】 Gメールにサイバー攻撃 米グーグル、パスワードの変更求める 2011年6月2日 11時19分 【ニューヨーク=青柳知敏】米インターネット検索大手グーグルは1日、自社が提供する電子メールサービス「Gメール」の利用者が、中国からサイバー攻撃を受け、米政府高官を含む数百人の個人情報が盗まれたと発表した。グーグルは既に安全対策を強化したが、Gメール利用者にパスワードの変更などを求めている。 グーグルが自社ブログで明らかにした内容によると、情報を盗まれたのは米政府高官のほか、中国の民主活動家、韓国などアジア諸国の高官、軍関係者、ジャーナリストらという。ネット上で偽サイトに誘導する「フィッシング」などの手口で、利用者のパスワードなどを入手し、メールの内容を盗み見ていたとされる。 サイバー攻撃の起点は「中国の(山東省)済南市」と特定しているが、