ちょっとリハビリテーションがてら徒然に。 結論から言うと、オブジェクト指向設計を導入したからといって、プロジェクトが成功するとは限らず、逆にプロジェクトが失敗したからといって、オブジェクト指向設計を導入しなかったから、というには言えません。当たり前ですが…因果関係はそれほど強くない。 「○○設計」なり「○○手法」というものがあって、それを導入したからと言って必ず成功するとは限らない。言えるのは、成功する確率が上がるということしか言えない。逆パターンもあれば、導入すると失敗するとは言えないけれども、失敗する確率が上がる(成功する確率が下がる)パターンもある。これは、何を言うのかというと、「○○手法」を導入する場面、場所(人員も含む)、規模など諸々の条件があって、それが有効に働く場合と、働かない場合、むしろマイナスに働いてしまう場合もある、ということ。 が、かといって「○○設計」なり「○○手法