ソーシャルメディアの隆盛が著しかった2011年を受け、2012年はさらにその傾向に拍車がかかる。中核プレーヤーとして注目を集めるのがフェイスブックだ。 米フェイスブックは2011年9月、日本国内の利用者数が500万人を突破したと発表した。同社が発表する会員数は、これまでも堅めに見積もった数字であるケースが多く、実際の利用者数はさらに多いと見られる。実際、インターネット調査会社ネットレイティングスはパソコンからのフェイスブック月間利用者数(8月時点)が1000万人を突破したと発表している。前年同月比で5.6倍の増加で、同時期1491万人の利用者があったミクシィを脅かしている。ただ、現在はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用がスマートフォンへとシフトしている。今後は、スマートフォンからの利用環境をいかに快適に整えるかが勝負の分かれ目になる。 会員増に伴い、フェイスブックが提供