どんな場所でもやっていける自分になるために――。こうした裏メッセージをこめた『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話』という新書が、この秋の発行から売れ続けている。著者は、複数の大学でキャリア形成支援の仕事に携わってきた現役バリバリの大学職員である。 当コラムは、その著者による書下ろしだ。今回は、なにかと議論になることの多い「新卒一括採用」を題材にする。ビジネスの現場からの発想とはまた違った、リアリティを読み取っていただけたら幸いだ。 この記事一覧が示すように、隔週ペースで2カ月間の掲載記事だった。今回で連載は一区切りとする。短期間にも関わらず、非常にたくさんの皆様に読んでもらえた。担当編集者として感謝の弁を述べたい。 ありがとうございました。大学のキャリア教育や就職・採用活動については、著者と共に今後もウォッチを続けます。「これは!」という事象を見つけた際には、またこの枠でレポートしたいと考