「究極的にはすべていい人!」を前提に作ったCASH 岩本有平氏(以下、岩本):定量的な話は聞けなさそうなので(笑)。できれば定性的なお話だけでもうかがえないかなと思います。 光本勇介氏(以下、光本):はい、定性……。 岩本:例えば、リピートするユーザーさんはいるのか、属性としてどういう方が多いのか。たしか最初は、ブランド品とか、わりと商品のカテゴリーを絞られていて、しかも認識も少し緩かったという話だったり。ただ性善説にもとづいて、みなさんちゃんと商品を送っていた。その辺での気付きなどあれば、教えていただけないですか? 光本:はい。うーん、気付き。 私がすごく興味があったのは、世の中のあらゆるインターネットのサービス、その多くって、悪い人がいるのが前提で設計されていることが多いんです。それって、しょうがないと思うんです。サービスを安全にちゃんと運営していかなきゃいけないから。悪い人がいること
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