春の被写体といえば桜。遠くから見てもぐっと近寄ってもきれいだから、さまざまな撮り方ができる。そして、花びらが薄いのでちょっとした光の加減で写りが大きく変わる。難しいけど面白い。よく見るといろんな品種があり、花の色も形も咲き方もさまざまだ。 そんな桜をデジタル一眼レフで撮ってみよう。 セッティングと風に注意 3月になると桜の季節。もちろん地方によって咲く時期は変わるが、カンヒザクラ系の早咲きの桜は3月には咲き始め、有名なソメイヨシノは3月末から4月始めくらいとなるのが一般的。 だから3月発売の雑誌や、3月のWebサイトでは桜の写真がふんだんに使われて行楽を促すわけだが、そこで使われる写真は2つに分けることができる。今年撮影した早咲きの桜の写真か、昨年以前に撮影しておいた写真だ。ここでも、掲載しているソメイヨシノの写真は、1年前に撮った写真である。 早咲きの桜といえば、伊豆半島の河津桜が有名で