ヤフーは2010年3月2日、アドエクスチェンジ(広告枠取引)事業を4月1日から開始すると発表した。約70のサイトが参加する「Yahoo! JAPANアドネットワーク」のバナー広告の在庫をオープン化し、広告主が入札方式で直接購入できるようになる。 新聞社サイトなどが参加するYahoo! アドネットワークでは従来、Yahoo! JAPANと参加サイトの広告枠をまとめて広告商品化し、広告代理店を通じて一括販売していた。アドエクスチェンジの開始により、広告主が個別サイトの空き広告枠に希望の価格で入札して、広告出稿できるようになる。ただし、アドエクスチェンジは「在庫の最適化が目的」(ヤフー広報)としており、アドネットワーク商品の販売は広告代理店が引き続き中心となる。 ヤフーでは今後、アドエクスチェンジの参加媒体を広げることも検討している。 同サービスは、米ヤフー子会社である米ライト・メディア・エクス