クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 前々回の「配給会社にはカラーがある」の記事に続いてまた映画の話に戻るよ。この記事の最後に「新しい流れがはじまろうとしている」と書いた。それは、『モテキ』の公開が迫っていたからだ。この映画は、その”新しい流れ”のひとつだと感じとっていたのでね。 さてその『モテキ』。公開3日目の25日の日曜日に、さっそく見に行った。高校生の息子を誘ったのだけど、友だちと遊びに行くと振られ、ひとりで。残念だったな我が子よ。面白すぎるくらい面白かったぞ! 『モテキ』の魅力については、他の人のブログに譲ろう。とにかく稀にみる面白さ。ドラマも良かったけど、スクリーンにめいっぱいのエンタテイメントがあふれ返っていた。スペクタクルな映像じゃなくても、映画の楽しさは