日曜コラムです、こんばんは。 昨今、はてなブックマークなどのWeb2.0サービスについて 「衆愚化」 を嘆く声が多く聞かれています。 「衆愚」というのは、愚かという文字が非常に強烈なため、 あまり使いたくはないのですが、要するに人気エントリの一覧などが サービス開始当初に比べて新鮮味を失っているというのがその要旨でしょう。 平凡なデータを大量に集めてきて、平凡ではない良い情報を 計算によって選り分けられることが重要なのだ、という声が まだ根強くあります。Web2.0はその期待を一心に集めています。 さて、ここで言う「良い情報」とは何でしょう? 最初に私は 「新鮮味を失っている」 という表現をしました。 良い情報、求めている情報とは、「新鮮味を失っていない情報」のことです。 いや、もう少し俗な言い方をしてみましょう。「良い情報」とは、 自分はすでに知っていて、他人がまだ知らない情報 のことで
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