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メディアと考察に関するtanakadegozaruのブックマーク (2)

  • 出版の未来(4)Twitterと本の役割について - DEMEKEN

    ◇僕は自分の人生でやるべきことを19才ぐらいの頃に漠然と思っていて、20代は時代の中心を走り抜ける、と決めた。30才になったら、自分自身がより若い世代に乗り越えられるようになるだろうから、時代から少しずれたところに身を置こうと思っていた。 ◇20代はロッキングオンという雑誌と共に時代を走り抜けたつもりだ。そして、30才になった時に、20代の時に得たものをすべて捨てて、身軽になり、単行を書いた。1980年の「企画書」というだ。そこから20年間、ほぼ4年に一冊の割で、自分にとって重要なを出し続けてきた。自分の考えやイメージを単行にまとめるには、それなりの時間がかかる。4年に一冊と決めたのは直感からだけど、オリンピックが4年に一回というのは、スポーツ選手の力量が熟すのにも、そのくらいの期間が必要なのだということではないか。50才を超えると、更に身軽になり、を不定期に出し続けているが、自

  • 個人の狂気を見い出すフィルタリングシステム:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    映画は風景を描く 世界を代表する三つの国の映画産業――アメリカ映画とフランス映画、そして日映画の違いって何だろうか? そういう問題提起がある。 観点はさまざまにあるから単純化しすぎるのは危険かもしれないが、こういうひとつの切り口がある。「アメリカ映画は物語を描き、フランス映画は人間関係を描き、日映画は風景を描く」。ハリウッド映画は完璧なプロットの世界で、物語という構造を徹底的に鍛え抜いて作り上げ、導入部からラストシーンまで破綻なく一道を走り抜けられるように構成されている。 フランス映画の中心的なテーマは、関係性だ。夫婦、父と子、男と愛人、友人。そこに生まれる愛惜と憎悪をともに描くことによって、人間社会の重層性を浮かび上がらせる。 日映画は、風景を描く。自然の風景という意味ではない。目の前に起きているさまざまな社会問題や人間関係の葛藤、他人の苦しみ、さらには自分の痛み。われわれに

    個人の狂気を見い出すフィルタリングシステム:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
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