Linuxカーネルのバージョン2.6では、大容量RAMサポート強化が一つの目標とされています。バージョン2.4においても、理論的には64GBまでのRAMがサポートされていましたが、現実的には16-32GB程度が限界でした。先日、Ingo Molnar氏から64GB超のRAMサポートの公開リリースがLinux Kernel MLにアナウンスされました。 Linuxカーネルバージョン2.4のRAMサポート Linuxカーネルバージョン2.4では、カーネルコンパイル時のオプションとして、 RAM容量を選べ、1GB未満、1GB以上4GB未満、4GB以上64GB未満を選べます。 しかし、実際には16-32GB程度が限界でした。なぜそうだったのか、今後どうなるのか、Ingo Molnarは明らかにしています。 Linux 2.6での大容量RAMサポート Linuxカーネルバージョン2.6では、64GB