はじめに Windowsアプリケーションは、通常APIを利用することによって実現されています。たとえ.NETやMFCなどを利用して作成されたプログラムであったとしても、内部的にはすべてWindowsAPIが呼び出され処理されているというのは周知の事実です。プログラムがWindows上で動作している限り、何かしらのカタチでAPIが使われていることは確かなのです。では、今回はそのAPIをフックすることを考えてみます。「Wizard Bible vol.15」の「リバースエンジニアリング」にて、私はAPIフックについて少しだけ触れましたが、今回はそのAPIフックについてのさらに深い話題となります。あらかじめ必要な知識は、Windowsプログラミングに多少の知識があることと、特にDLL関連に詳しいことです。あと「Wizard Bible vol.10」の「常駐プログラム隠蔽テクニック」も読んでおい
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