人気アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場する武器「ロンギヌスの槍(やり)」を、広島県北広島町の刀匠・三上貞直さん(56)がオブジェとして制作、24日、刀剣の産地、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館で披露した。 同館で7月14日から始まる企画展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の目玉作品で、長さ約3.3メートル。伝統の日本刀鍛造技術を駆使し、半年がかりで完成させた。 同展では、約50人の刀剣職人がアニメの武器などをモチーフにした、現代的なデザインの新作18点も展示する。三上さんは「日本が世界に誇るアニメと刀剣の魅力を一緒に楽しんで」と話す。