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腸内からの検出は少なく感染経路が不明なF.nucleatum 横浜市立大学は6月28日、大腸がん患者の患部組織と唾液から細菌「Fusobacterium nucleatum(F.nucleatum)」を分離・解析した結果、4割以上の患者でがん組織と唾液に共通した菌株が存在していることを発見したと発表した。この研究は、同大学術院医学群肝胆膵消化器病学の日暮琢磨診療講師と、協同乳業株式会社の松本光晴主幹研究員らの共同研究グループによるもの。研究成果は、英消化器病学会の機関誌「Gut」に掲載された。 画像はリリースより 次世代型DNAシークエンサーの普及とともに、大腸がんの病態に関わる腸内細菌の研究が世界的に進められている。これに伴い2012年以降、F.nucleatumが大腸がんの病態や予後に悪影響を及ぼすという報告例が増え、注目されている。しかし、従来F.nucleatumがヒト腸内から検出
日本人の成人の80%以上がかかっているといわれる歯周病。その原因菌が作り出す「酪酸」がアルツハイマー病を引き起こす一因になる可能性があるという。日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔<こうくう>細菌学)らの研究チームが5月12日、福岡市で開かれた日本歯周病学会でラットによる実験結果を発表した。歯周病とアルツハイマー病の関連性については、これまでも指摘されていたが、動物の体の中で歯周病とアルツハイマー病の関連を示唆する現象が起きているのを確かめたのは初めてという。 ◇脳の機能が徐々に失われていくアルツハイマー病 アルツハイマー病は認知症の一種で、脳の神経細胞が徐々に死に、脳の機能が失われていく病気だ。国内に約500万人いる認知症患者の6~7割を占めると考えられている。細胞死は記憶や学習に関わる海馬の周辺から始まり、最終的には脳全体に広がる。発症すると、まず、少し前の出来事が思い出せなくな
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