健康な日本人の腸内細菌叢の特徴解明、約500万の遺伝子を発見 平均寿命の高さや低肥満率等との関連も示唆 健康な日本人の腸内細菌叢の特徴解明、約500万の遺伝子を発見 日本人は生体に有益な機能が外国よりも多く平均寿命の高さや低肥満率等との関連も示唆 早稲田大学理工学術院先進理工学研究科の服部正平(はっとりまさひら)教授と東京大学大学院新領域創成科学研究科の西嶋傑(にしじますぐる)博士課程学生らを中心とする共同研究グループ(#後述参照)は、日本人を含めた12カ国のヒト腸内細菌叢データの比較解析を行い、腸内細菌叢の菌種組成が国ごとで大きく異なることや日本人の腸内細菌叢の特徴を明らかにしました。 共同研究グループは、106名の日本人の腸内細菌叢※1の大規模なメタゲノム解析※2を行い、①日本人腸内細菌叢に約500万の遺伝子を発見し、外国も合わせて少なくとも1,200万の遺伝子をもつこと、②同じ国の被
インスリン抵抗性 インスリン抵抗性と血糖値 インスリン抵抗性とは、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態のことをいいます。インスリン抵抗性があると、食事で高くなった血糖値を感知して、すい臓からインスリンが分泌されても、筋肉や肝臓が血液中のブドウ糖を取り込まないため、血糖値が下がらず、糖尿病の発病につながります。 原因 このような状態が起こるのは、インスリンの働きを妨げる物質が体内で増え、インスリンが筋肉や肝臓の細胞に信号を伝える仕組みが働かなくなるためです。 インスリン抵抗性は、肥満(とくに内臓肥満)、高血圧、高トリグリセライド血症(脂肪の一種であるトリグリセライド〔中性脂肪〕が高くなる病気)、低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが少なくなる病気)の方に多くみられることから、インスリン抵抗性は、血糖値だけでなく血圧やコレステロール、トリグリセライド(中性脂
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