無垢材のフローリングやグレーの天然石、インドネシアで作られた木や籐の家具……。モダンななかにエキゾチックな表情が漂うLDKの奥に広がるのは、ヤシやタイサンボクが茂る野趣あふれるガーデンです。どこか異国のような空気が漂うその空間は、都内の住宅地とは思えないほど。 この住まいに暮らすのは、アメリカ出身のご主人とルーマニア出身の奥様、息子さんと2匹の犬たち。「日本の家は面積が小さいので、広く感じられる住まいにしたい」との希望を受け、W.D.Aの建築家、和田学治さんが提案したのが「庭=GARDEN」をLDKの延長として取り込む、《GALDK》のプランでした。 幅約7m×奥行き約20mと細く長い敷地は、三方に隣家が近接しています。1階はリビング、ダイニング、キッチンをゆったりとワンルームにおさめ、東西の開口は最小限にしつつ、南側のガーデンに面して幅約5mとワイドな開口を設けることで、視線が自然とガー
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