中学一年生の"こころ"は、中学入学と同時に始まったいじめで登校拒否になりカウンセリングスクールにも行けずに部屋で引き篭もっていた。 ある日、自室の鏡が光を放ち、こころは鏡の中の世界に引きずり込まれる。そこには西洋風の城が建っていて、狼の面を被った少女「オオカミさま」が7人の登校拒否の中学生を集めていた。 オオカミさまは7人の中学生たちにデスゲーム的に宝探し競争をさせたい意向だったが、中学生たちはマイペースにゲームをしたり談笑して過ごすのだった… いじめなどで不登校になった中学生たちを集めたファンタジー空間の話。 「かがみの孤城」5巻より(辻村深月/武富智/集英社) 元は「本屋大賞」1位に輝いたという小説が原作、のコミカライズ。いじめ・不登校をテーマにしたシリアスで重たい話で、あんまヤンジャンらしくはないよね。 最後(完結)まで読まないとわからないタイプの作品で、原作未読の自分にとっては、中
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