インターネットの登場により、既存メディアはいま転換期にある。ではメディアの古典である新聞はインターネットをどう生かすのか? それとも新聞はネットの大波に飲み込まれるのか? この連載では各新聞社のキーマンを直撃し、彼らのネット戦略や時代認識を読み解いていく。 今回は前回に引き続き、毎日新聞社のネット戦略を見てみよう。 生活情報が盛りだくさん──「ニュースサイト」らしくない「サイト」 前編では、インターネットの大海に泳ぎだした毎日新聞が精神面でどう変わろうとしているのかを探った。ではそんな変革の機運は、実際のメディア作りにどう生かされているのか? 後編に当たる今回は、毎日新聞が10月1日にスタートさせた総合情報サイト「毎日jp」のサイト作りをチェックしていこう。 毎日jpのトップページ上部には「ニュースセレクト」「エンターテインメント」「ライフスタイル」の3つのカテゴリーがタブ形式で表示されて
![「紙はウェブより上」であるべきか? 毎日新聞が既成概念を破壊する日(後編) (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d73e398a4eefcd1c143b23f3eb7b683dd110bc61/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2007%2F10%2F18%2F28929%2Fl%2F9c7034c784a7a3d1.jpg%3F20200122)