9月某日、ネットワーク・コンサルティングをさせていただいているお客様との定例会のために福岡へ行った。コンサル・チームは地元のメンバーが主体なのだが、コンサルのプラン作り、資料のレビュー、報告書の執筆などを手伝っている。福岡のメンバーとの打ち合わせはもっぱら電話会議だが、月に一度、定例会に出席する。 お客様側の責任者(女性)の正面に座った筆者は、iPhone 4をその方の眼の前に置いた。会議に入る前に雑談するためだ。「Talking Tom」というアプリを立ち上げて、「何かしゃべってください」と言うと、「おしゃべり出来るんですか?」と言われた。すかさず、Tomが特徴のある声でオウム返しに「オシャベリ出来ルンデスカ?」と答える。一同、思わず「わはは」と笑うとTomも「ワハハ」と笑う。ボリュームを大きくしているのでTomの声は10人ほどの出席者全員に聞こえるし、こちらの声もよく拾うのだ。Tomの
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