京都大学エネルギー理工学研究所 准教授 佐賀県立伊万里高等学校出身。京都大学理学部卒。九州大学大学院総合理工学研究科修了。博士(工学)。 自然科学研究機構核融合科学研究所助手(現助教)、東京大学高温プラズマ研究センター、東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻准教授を経て2013年2月より現職(宇治キャンパス)。 専門:プラズマ理工学、核融合学、プラズマ計測、分光学。科学教育。 趣味:ピアノ。囲碁。元フィギュアスケート選手。 5回転ジャンプと核融合発電、人類はどちらを先に手にするでしょうか。世代を超えた継続的かつ効率的な育成システム構築が重要でしょう。 印刷用PDF 1. はじめに 2019年末、中国湖北省武漢で発生した新型コロナ肺炎(後にCOVID-19と命名)は、2020年2-3月現在、世界的な猛威を振い[1]、3月12日には、(遅きに失した感もあるが)世界保健機関(WHO)がパンデミ