ほとんどの日本人が知らないことだが、ウクライナ・チェルノブイリには福島に対する「祈りと想い」が込められた折り鶴の像が存在する。これはチェルノブイリの原発事故から25年後の2011年に建てられたもの。 それにしても、どうして日本から遠く離れたチェルノブイリに「福島に対する折り鶴の像」が建てられたのだろうか? そこには、ウクライナ人の平和を願う気持ち、同じ原子力事故の苦しみを受けた福島の人たちのへの気持ち、未来への希望、あらゆる想いが込められているのだ。 2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故。チェルノブイリ原発事故は2011年4月26日で25年という節目の年だったので、福島への気持ちを込めた折り鶴の像も建てられたのだ。過去に原子力による被害を受けた、広島に対する折り鶴の像も建てられている。 この折り鶴の像はウクライナ人の有名デザイナーが設計し、ウクライナ政府