Googleは、よくある設定ミスや既知のバグによってHTTPS接続の安全性が損なわれることを防ぐためのセキュリティテストツールをリリースした。「nogotofail」という、2014年に入って「Mac」と「iOS」に影響を与えた「goto fail」バグにちなんで名付けられたらしい同ツールは、インターネットに接続された端末やアプリケーションが、既知のバグや設定ミスといった、TLS(Transport Layer Security)やSSL(Secure Socket Layer)の暗号化の問題にさらされていないことを確認するための手段を提供する。 nogotofailのリリースに先立ち、TLS/SSLプロトコルには最近、複数の脆弱性が発見されていた。例えば、SSL 3.0で最近発見された「POODLE」や、OpenSSLの「Heartbleed」だ。どちらもサーバを深刻な攻撃にさらし、業界