小型ロケットシステムの開発を目指すプロジェクト「なつのロケット団」の活動が実を結ぼうとしている。スポンサーの堀江貴文さん(ライブドア元社長)の企業が、年内にも北海道で打ち上げ試験を行う予定だ。 なつのロケット団は、衛星エンジニアの野田篤司さんが中心となり、低価格な小型ロケットシステムの構想を練ったのが始まり。構想をもとにしたロケットは2001年、あさりよしとおさんの漫画「なつのロケット」に登場した。 その後堀江さんがスポンサーになり、ロケット開発をスタート。現在は堀江さんが創業した企業「SNS」(東京都港区)が開発主体となり、エタノールと液体酸素を推進剤としたロケットエンジンの開発を北海道赤平市の「植松電機」と共同で進めている。 打ち上げ実験は、北海道大学などが開発した小型ロケット「CAMUI」の打ち上げ実績が豊富なNPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)に委託する。 SN
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