滞納税金の徴収で何十億ドルもの税収を得ることを強く望んでいる米国諸州は、IBMという強力な援軍を呼べるようになった。 IBMは米国時間4月12日、米政府による税金滞納者へのより効果的な税金の徴収を支援する新しいソフトウェア「IBM Tax Collections Optimizer」を発表した。 Tax Collections Optimizerはデータ分析を利用して、滞納税金の総額を算出する。その後、その数値を、州の徴税当局の既存ワークロードおよび利用可能な人員と比較して、滞納税金を徴収する最善の方法を推奨する。 具体的には、同ソフトウェアは納金の総額や個人の過去の納税履歴といった納税者情報を分析する。その後、各徴税担当者の限られた時間とリソースを考慮して、徴税担当者が最も効果的にそれぞれの税金滞納者を追跡し、対処できる方法を決定する、とIBMは述べた。 「世界各国の徴税当局が滞納税金の
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