Java SE 8でProject Lambdaの次に注目される機能といえば、「Date and Time API」でしょう。 今まで日時に関するAPIとしては、java.util.Dateクラスとjava.util.Calendarクラスを中心としたクラス群が提供されてきました。ただ、読者のみなさんも経験があると思いますが、DateクラスとCalendarクラスはいろいろと使いづらい点が多くあります。 時間間隔を表すことができないことや、日時に関する演算の種類が少ないなど、機能的に足りていない部分も多くあります。 これに対し、Date/Calendarクラスを置き換えるAPIが、Java SE 8で導入されたDate and Time APIです。 Date and Time APIはJCPのJSR 310として仕様策定が行われました。スペックリードは3人いますが、中心になっているのはS
