Linux Daily Topics 2015年2月17日いよいよカーネルにライブパッチ機能が!? Red HatとSUSEが共同でプロジェクト開始 Linuxではカーネルに対してパッチを当てる際、OSの再起動、つまりダウンタイムが発生することは基本的に避けられない。このパッチ当てとそれに伴うダウンタイムの発生は運用管理者にとっては実に頭が痛い問題なのだが、これを回避するためのソリューションとして、Oracle、Red Hat、SUSEの3社はそれぞれ独自にライブパッチ機能の開発を続けてきた。 なかでも有名なのはOracleの「Ksplice」だろう。Oracleは2011年7月、ゼロダウンタイムでのカーネルパッチ適用を実現する技術をもつKsplice社を買収した。Kspliceのコード自体はオープンソース(GPLv2)として公開されているものの、買収時までサポートはKsplice社が行っ