JVC・ケンウッド・ホールディングスは4月6日、音楽子会社のビクターエンタテインメントにソフトバンクが出資する交渉を進めているという一部報道に対し、「報道されたような事実はない」とコメントした。 同日付の読売新聞が「ソフトバンク、音楽事業に参入」などと報じた。月内の合意を目指し、ソフトバンクは過半数の株式を取得して子会社化する方向という。 JVC・ケンウッドは「企業価値を高めるため、エンタテインメント事業に関してもさまざまな検討をしていくが、本件に関して報道されたような事実はない」としている。報道を受けて同社株価は急騰し、前日比11円高(+23.4%)の58円で取引を終えた。 ビクターエンタテインメントをめぐっては、昨年、コナミが同社を買収するとの報道があった。同社にはサザンオールスターズやSMAPなどが所属している。
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