愛知県豊田市、トヨタ自動車、ドリームインキュベータは4月8日、中部電力をはじめとする民間企業13社と共同で企画した「愛知県豊田市における『家庭・コミュニティ型』低炭素都市構築実証プロジェクト」の実証実験を開始したと発表した。 この取り組みは、同プロジェクトが経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として選定されたことを受けたもの。豊田市における街づくりの一環として、地方都市型の低炭素社会システムを構築する。将来は海外の都市へ横展開することを視野に入れている。 同プロジェクトは「家庭内でのエネルギー有効活用」「コミュニティのエネルギー有効活用」「低炭素交通システムの構築」「生活者行動支援によるライフスタイルの変革・インセンティブ効果の検証」「グローバル展開に向けた戦略検討」の5項目に取り組む。 まずは、近年増加傾向にある家庭からのCO2排出量の削減に向けた取り組みから着手する。