ソニーは4月15日、動画共有サイト「eyeVio」を、動画編集サイトを運営するスプラシアに5月末に譲渡することを明らかにした。経営立て直しに伴う事業の整理・再編の一環。「広告モデルでの運営は収益面で厳しく、サイトに“ソニー色”が出て中立性が保てないなど限界が見えてきた」としている。 eyeVioは、2007年4月にオープンした動画共有サイトで、月間ユニークユーザー数は100万超、ページビューは約1000万。「BRAVIA」「ウォークマン」「プレイステーション・ポータブル」(PSP)など同社製品との連携機能が特徴で、HD画質の動画も投稿できる。日本音楽著作権協会(JASRAC)と楽曲の包括利用許諾契約を結び、JASRAC委託楽曲を演奏した動画の投稿も可能だ。 同社広報センターによると、「投稿動画の有人監視や、HD動画対応、JASRACへの楽曲使用料支払いといったコストがかかる一方で、当初目的
![ソニー、動画共有サイト「eyeVio」を譲渡 「限界見えた」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b81b98105212ca125097ccdc106a47be88b4eaf7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0904%2F16%2Fl_yuo_eyevio.jpg)