富士通は2011年5月26日、Windows 7を搭載した携帯電話「Windows 7ケータイF-07C」の記者発表会を東京都内で開催した。F-07Cは、Windows 7とSymbian OSベースの「MOAP(S)」の2つのOSを備える携帯電話だ。Officeソフトがそのまま動くので、外出先でデータを確認したり、文章を作成したりするビジネスパーソン向けに売り込む。NTTドコモが今年6月から7月に発売する予定だ。 同社の佐相秀幸副社長は、「スマートフォンとパソコンの垣根がなくなってきている。コンパックショック以来の大きな潮流の変化だ。F-07Cはスマートフォンとパソコンの垣根を越えた商品であり、パソコンの開発チームと携帯電話の開発チームが一丸になって開発した。組織が一体になっている我々の強みが発揮できた」と自信を見せた。 マイクロソフトが海外で展開する「Windows Phone 7」の