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設計に関するtaroatworkのブックマーク (1)

  • つくり手インタビュー西澤工務店 西澤政男さん:職人がつくる木の家

    西澤さんが後世につないでいきたいと強く思っている技術のひとつに「差鴨居」がある。 鴨居とは和室の障子や襖など開口部の上部に設けられる溝を付けた水平材のことだ。現代の鴨居は構造的な意味はもっておらず、建具を開け閉めするために取り付けてある、薄い材料にすぎない。これは差鴨居ではなく薄鴨居だ。 差鴨居とは、柱にせいの高い太い鴨居をホゾ差しで組み込むことを言う。伝統構法の建物ではよくお目にかかる。西澤さんのこの現場では、二間の開口部に見付(高さ)1尺見込(幅)4寸厚の差鴨居が入っている。構造材としてしっかり利いているので、通常の鴨居とは区別が必要だ。 「せいが高くて太い差鴨居が入っているのが、目立つでしょう? 差鴨居が構造的に利いてくれているから、これだけ大きな開口部を取れるんです。これこそ、木質ラーメン構造と私は思っています。」ラーメン(rahmen)はドイツ語で「額縁」という意味。耐力壁

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