Pythonではバージョン2系と3系との間に互換性がありません。ソースコードの書き方に違いがあるため、2系のインタプリタでは動作していたスクリプトが、3系のインタプリタでは動作しない可能性があります(逆のケースあります)。このあたりも交えてバージョン選定を行う上での注意点も簡単にまとめておきます。 対応ライブラリの数 2017年現在、かなり改善していますが対応ライブラリの数はまだ2系の方が多いようです。3系で開発を始めたものの、目的の機能を実装するために利用しようとしたライブラリが2系にしか対応していない、というような状況にならないよう事前に調べておく必要があります。そういった事に陥らないように、2系を選択して開発を行うケースもあるようですが、標準ライブラリのみで開発可能なプログラムであれば、最新の3系を利用して開発を行うのが良いでしょう。 パッケージの再構成 標準ライブラリのurllib
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