■増加する小学生の暴力全国の小学校で2013年度に起きた子どもの暴力は1万896件で、初めて1万件を超えました(文部科学省「問題行動調査」)。報告される小学生の暴力行為は2005年度までは年間2000件前後でしたが、年々増加してきています。 教員らは、「感情のコントロールがうまくできない児童が増えた」「人間関係をうまく構築できない児童が増えている」などと語っています。 多くのメディアがこのニュースを報道しましたが、先日11月1日に放送されたNHK『週刊ニュース深読み』でも、「なぐる・ける・すぐキレる... 小学生にいま何が?」と題して、この問題を取り上げています。 番組では、「ちょっと注意しただけで教師を蹴る子」「1人の子をほめたら、「あの子ばっかり」とキレて友だちに机を投げつけ子」「キレてハサミを向ける子」などが紹介され、「普通の子が暴力行為をする傾向がある」というコメントが紹介されまし