大変ありがたいことに、昨年はワークショップデザインに関する授業を担当させて頂く機会が何度かありました。専修大学の応用演習、早稲田大学のワークショップデザイン特論、勉強会FLEDGEなど、どれも大変良い機会で、僕自身も色々と学ぶところがありました。授業の構成は、(1)ワークショップを実際に参加者として体験してもらい、(2)ワークショップに関する基本的な講義を行い、(3)実際にワークショップの企画・実践を行ってもらう、という構成が多く、今のところこの流れが最も効果的だと感じています。 昨年を振り返っての反省点は、(2)の講義の際に、ワークショップの基礎知識、実践事例、デザインの枠組みなどは解説できるのですが、「どのようなプロセスでワークショップをつくればいいのか」という手順に関しては体系的に説明するのが難しいこともあり、あまり支援しきれていなかったことに気がつきました。今回の記事では、こうし