エロゲ某所の記述に刺激を受けたようなそうでもないような。まあ従来からの主張の研磨。 いやリンクしていいのかどうかわからないので某所と。かつてヘタレ主人公とはどのような存在であったか。もちろん作品ごとのケースバイケースでもあるが概ね以下の三点が挙げられるだろう。 無気力である→日常に変化をもたらさない空気を読まない/読めない(鈍感である)→ヒロインの好意に気づかないヘタレである→ヒロインに手を出さない特定のヒロインと接近しない限りパワーバランスは崩れない。ハーレム的な日常が安定的に持続するためにこのような性格付けは必然的に要請されたものである。ヘタレ主人公はハーレム的日常の持続に最適化された造形であるといえる。しかしヘタレは批判を受けた。イライラする。もっとまともな人間を主人公にしろと。そのような要求に応えて、かつハーレム的日常を崩さないよう努めたときに、主人公の造形は変化することとなった。