ドラッカーの提唱する「フィードバック分析」で,自分の強みは何か,できないことは何かが明確になるという。しかし,実行しようとすると困難に直面する。 P.F.ドラッカー著「プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか」は,知識労働者のために書かれた本である。「仕事で成果をあげる」ことに主眼が置かれているが,実生活にも十分役立つ内容になっている。 ドラッカーは,重要なのは自分を知ることで,特に重要なのは「自分の強み」を知ることだとしている。そのためには自己分析が必要になる。その方法ついては,112ページに次のように説明されている。 強みを知る方法は一つしかない。フィードバック分析である。何かをすることに決めたならば,何を期待するかをただちに書きとめておく。9か月後,1年後に,その期待と実際の結果を照合する。私自身,これを50年続けている。そのたびに驚かされている。これを行うならば,誰も
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