電子メールは、送信と受信が異なるプロトコルでやり取りされているということを前項で学習しました。送信のプロトコルは「SMTP」で、受信のプロトコルは「POP」です。 自分宛の電子メールを読むためには、自分のメールサーバ(POPサーバ)からメールをダウンロードして来なければなりません。 この時(受信時)のプロトコルがPOPになりますが、 POPでメールを受け取る場合には「認証」が必要になる 仕組みになっています。 POPも、FTPとは で学習したFTPと同じように、認証しなければPOPサーバに接続することはできません。 ただし、これは当然のことで、自分のメールを認証なくして誰でも受信することができたら、それこそ問題なのです。POPの認証は、メールサーバにある自分のメールボックスを開ける鍵になります。銀行の暗証番号のようなものです。 ところが、 SMTPでメールを送信する場合には「認証」機能がな