日笠陽子が初のフルアルバム「Couleur」をリリースした。 今作で日笠は、小室哲哉、永野椎菜(TWO-MIX)らとの共作で話題を集めた昨年の“コラボレーションアルバム”「Glamorous Songs」でもその片鱗を見せたサウンドをさらに深化。HISASHI(GLAY)、小森茂生、CHI-MEYらが手がける、熱くヘビーながらもスタイリッシュなサウンドをバックに、エモーショナルな言葉の数々を圧倒的なハイトーンで歌い上げる、由緒正しく、そして極上のハードロックアルバムを制作した。 彼女は昨年「日笠陽子ソロプロジェクト」と銘打ち、アーティスト活動をスタート。「Couleur」はプロジェクトの新たなる幕開けを飾る1枚となる。自らの物語の新章を前にした日笠が今作を通じて目指したものとは? 大いに語ってもらった。 取材・文 / 成松哲 撮影 / 上山陽介 瓢箪から駒でジローとコラボ ──実はアルバム