秋葉原の家電ベンチャー、Cerevoが7月28日に発表した新製品は色々な意味で小規模モノづくり文化に一石を投じるかなり面白いモノだった。 製品の名前は『BlueNinja』。小指ほどの大きさの基板でつくられたIoTデバイスのプロトタイピングキットだ。これは筋が良さそうだと思っていたら、初期ロット300個が火曜日の販売開始から24時間程度で完売。すでに追加生産に入った。 BlueNinjaは、小指サイズの基板に、技術適合取得済みのBluetooth4.0を搭載し、9軸センサー(加速度、角速度、地磁気)と珍しいものとして気圧センサーを搭載。低消費電力プロセッサーとしてCortex-M4Fも備えたIoTガジェットのプロトタイピング用モジュールだ。 価格は、モジュール単体が4890円、デバッガ付きのブレイクアウトボード同梱の開発キットは9990円。リチウムポリマーバッテリーは価格未定。 初期生産分