クラブシーンの現状に風穴を HIROSHI WATANABE×佐藤大 | CINRA
テクノ発祥の地デトロイトで、今もレジェンドとしてシーンを牽引するデリック・メイ。彼が主宰する「Transmat」は、デリック・メイが本物と認めたアーティストのみを不定期にリリースする伝説的レーベルだ。そしてその「Transmat」から、初めてリリースする日本人アーティストが、この記事の主役、HIROSHI WATANABEだ。 1990年代よりいち早く海外で活動をスタートし、ヨーロッパ最大級のエレクトロニックレーベル「Kompakt」からもKaito名義で数々の作品を発表してきたHIROSHI WATANABEだが、実は日本のアニメファンやゲームファンからの支持も熱い。その理由の一つに、彼の音楽をインディーズテクノレーベル「フロッグマンレコード」主宰としてリリースし、現在はアニメ作品の脚本家として『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『交響詩篇エウレカセブン』など多数の名作
新ジャンル・ジューク国産コンピに電気グルーヴのカバーも
クラブシーンで急速に注目を集めているダンスミュージックの新ジャンル、ジューク / フットワークをテーマにした国産コンピレーションアルバム「Footwork on Hard Hard Hard!!」が7月25日にリリースされる。 シカゴゲットーハウスの発展系で、高速のリズムと重低音が特徴的なジューク / フットワーク。今回のコンピはそのレイブ＆ハードコアな側面をフィーチャーした作品で、ジュークスタイルでのCDリリースは初となるKID606や、本場シカゴの名門レーベルDance Maniaからのリリースも控えたジューク・エリントンなどの海外アーティストも参加している。 また日本からも、DOMMUNEの特集番組などで日本国内に向けて精力的にジュークを紹介したD.J.Fulltonoをはじめ、Maltine Recordsを始めとするネットレーベルシーンや秋葉原MOGRA界隈のアーティストが多数参
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